介護を続けていると、身体的な疲れだけでなく、心への負担が大きくなることもあります。
なかでも深刻なのが、介護者自身がうつ状態に陥ってしまう「介護うつ」です。
今回は、介護うつの原因について紹介します。
▼介護うつの原因
■身体的・精神的な疲労
介護は体力だけでなく、精神面への負担も大きいものです。
夜間の付き添いや排せつの介助など、継続的な肉体労働により疲労が蓄積します。
また、被介護者との関係性や将来への不安が重なることで、心身ともに追い詰められやすくなることも要因です。
■孤立感と責任感の強さ
介護に関する悩みを周囲に相談しづらく、ため込む方も少なくありません。
「自分がやらなければ」といった責任感が強いほど、無理をしやすくなるのも原因の一つです。
このような孤立した状況が続くと、気分の落ち込みや無気力感につながりやすい傾向にあります。
■自分の時間が持てない
介護に追われるなかで、自分の趣味や生活が犠牲になることがあります。
気を付けたいのは、息抜きや休息の時間が取れないまま、生活が介護中心になることです。
心に余裕を持てなくなったことで、ストレスの蓄積を引き起こし、うつ状態に発展する可能性があります。
▼まとめ
介護うつは、身体的・精神的な負担や孤立感・自分の時間を持てないことなどが原因です。
一人で抱え込むと悪化しやすいため、周囲の協力を得たり、専門サービスを活用したりましょう。
『株式会社ひなた』は、徳島で介護タクシーサービスを提供している会社です。
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