車いすをご利用の方が介護タクシーに乗降する際、スロープを使うことがあります。
スムーズかつ安全に移動できるよう、介助者は注意すべきポイントを押さえておくことが大切です。
そこで今回は、タクシー乗降時のスロープ利用の注意点について解説します。
▼タクシー乗降時のスロープ利用の注意点
■スロープの設置角度に注意する
スロープは、傾斜が急すぎないように調整することが大切です。
急な傾斜だと、転倒したり後方へ転落したりする危険が高まります。
■足元や周囲の安全確認を行う
乗降時には、スロープの上に小石や水たまりがないか必ず確認しましょう。
とくに雨天時はスロープが濡れて滑りやすくなるため、より慎重な操作が必要です。
■耐荷重オーバーに注意する
スロープには、耐荷重が設定されています。
車いすの重さに加え、利用者の体重や介助者がかける力も考慮して、使用するスロープの耐荷重を確認しましょう。
耐荷重を超えて使用すると、破損や転倒の危険が高まります。
■スロープを設置するスペースを確保する
スロープを設置する際は、平坦で広いスペースが必要です。
駐車場所によっては周囲に障害物があり、スロープを十分に広げられない場合があります。
安全に使用できるよう、周囲の通行人にも注意を払いながら十分なスペースを確保しましょう。
▼まとめ
タクシー乗降時にスロープを利用する場合は、以下のことに注意しましょう。
・スロープの設置角度に注意する
・足元や周囲の安全確認を行う
・耐荷重オーバーに注意する
・スロープを設置するスペースを確保する
ちょっとした不注意が思わぬ事故につながることもあるため、安心・安全を最優先に行動しましょう。
徳島の『株式会社ひなた』では、経験豊富なスタッフが安全な乗降をサポートしております。
介護タクシーをお探しの方は、安心してご利用ください。
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