年齢とともに、筋力は徐々に低下していきます。
衰えが進行した際に注意したいのが「サルコペニア」です。
さまざまな症状を引き起こし、場合によっては介護が必要になることもあります。
今回は、サルコペニアの症状について詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてください。
▼サルコペニアの症状
■筋力の低下
サルコペニアの代表的な症状は、筋力の低下です。
「ペットボトルのフタが開けづらい」「荷物が重く感じる」など、日常生活での不便さを感じたら注意が必要です。
■歩行速度の低下
歩くスピードが遅くなるのも、サルコペニアの代表的な症状の一つです。
これは脚の筋力やバランス能力の低下が原因で、将来的に転倒リスクが高まる恐れがあります。
「人に追いつけないことが増えた」「青信号のうちに横断できない」と感じたら、注意しましょう。
■体が細くなる
筋肉量が減少すると、体重が変わらなくても体つきが細く見えることがあります。
とくに腕や太ももが以前よりほっそりしてきた場合、筋肉の減少が進行している可能性があります。
見た目の変化に気づいたら、早めに専門家に相談しましょう。
■疲れやすくなる
筋力が低下すると、日常の動作に通常より多くのエネルギーを使うようになります。
その結果、疲れやすくなり、さらに活動量が減って筋力の低下が進むという悪循環に陥ることもあります。
▼まとめ
サルコペニアの主な症状には、筋力の低下・歩く速さの遅れ・体の細さ・疲れやすさがあります。
早めに気付くことで進行を防げるため、異変を感じたらすぐに専門家に相談しましょう。
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